病院内の看護師を束ねる看護師長の役割とは? 4つのポイント!

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比較的人数の少ない看護師たちが医師たちをサポートし大勢の患者さんたちの面倒を見るためには看護師たちを組織する人が必要になりますよね。
その組織をしているのが看護師長の役割なのです。
ですから、看護師たちは看護師長の役割について良く知り、その指示に従う必要があります。
この記事では、看護師長の役割をご紹介しましょう。
「看護師長とはどのような職業なのか」「看護師長の役割を担うためには何が必要なのか」という点もご紹介致しますので是非参考にしてみてください。

1. 看護師長とはどんな職業なの?

病院内にいる看護師たち全ての頂点にいる存在。
それが看護師長です。
しかしながら、その業務は決して簡単なものではありません。
看護師長はたくさんいる看護師たちが業務を正しく遂行できるよう、技術面でも精神面でも指導していく責任があるからです。
では、看護師長はどのような仕事をしているのでしょうか?
3つの点をご紹介致しましょう。

1-1. 看護師組織の定期的な見直しや目標を立てる

組織の改善を行うためには業務の定期的な見直しや、一つの組織としての目標を決める必要がありますよね。
看護師長は看護師組織の中でそのような仕事を率先して行います。
そうすることによって病院全体がレベルアップすることができるのです。

看護師長は定期的に看護師組織を見直し、組織全体のスキルを高めていきます。定期的に看護師組織が目指すべき目標や方針を作り、それを元に部下をしっかり教育していくのです。

1-2. 人事や看護師の採用に関する業務管理

看護師長の主な仕事は看護師組織を一つにまとめることです。
ですから、看護師長は病院内で働く看護師たちの人事調整に直接関わることになるでしょう。
看護師長は「どの看護師をどの病棟に配属するのか?」「○○病棟で看護師が足りないので○○病棟から看護師の応援を出す」等の具体的な人事調整を行います。
新人看護師の募集や優秀な看護師の採用等も看護師長の大切な仕事ですよ。

1-3. 医療事故の防止

看護師は病院内で様々な薬や機材を扱っていますよね。
また、患者さんそれぞれに必要な薬や機材は異なります。
そのため看護師全員が注意して医療行為に携わらないと重大なミスが起こりかねません。
看護師長はそのような医療ミスを未然に防ぐ責任があるのです。
医療現場における看護師の管理意識向上、薬・機材の正しい扱い方等を部下に教育しなければなりません。
看護師長とはただ単に看護師組織のトップというだけでなく、これらの重要な業務を行う責任があるのです。

2. 看護師たちをケアすることも看護師長の役割

看護師の仕事はとても過酷なことで知られていますよね。そのため、看護師たちの精神面や体力面のケアをする必要があります。

そのようなケアをすることも看護師長の大切な役割なのです。

では、具体的にどのようなことを行っているのか3つの点をご紹介致しましょう。

2-1他の看護師たちと良くコミュニケーションを取る

看護師長は部下である看護師たちと良くコミュニケーションを取る必要があります。そうすることによって病棟での問題点や看護師一人ひとりが抱えている問題を見極めて、改善できるように助けることが出来るのです。

看護師の役割は組織をまとめることですが、いつも独断で物事を決めたり優柔普段な指示ばかりしているなら部下の看護師から信頼を得ることは難しいでしょう。

ですから、看護師長は部下の看護師と良いコミュニケーションを取る必要があるのです。

2-2看護師たちのリーダーとして率先する

どうすれば良いか迷った時に、的確な指示を出してくれる人がいるなら安心ですよね。

看護師長は病院内でそのような役割があるんですよ。

医療の現場では思ってもいなかった緊急事態が起きることもあるでしょう。そんな時に率先して的確な指示を出してくれる看護師長がいるなら看護師たちは安心して働くことができるでしょう。

ですから、看護師たちのリーダーとして働くことは大切な看護師長の役割なのです。大きな病院にいる看護師長程強いリーダーシップ能力が求められることでしょう。

2-3新人看護師を育てる

看護師の業務は過酷なので耐えられず辞めていく看護師も多いと言われていますよね。そんな中で新人看護師をしっかり育て、看護師離れを防ぐというのも看護師長の役割なのです。

新人看護師は病院に勤務する上での基本的な知識を持っていますが、様々な状況に柔軟に対応するためには経験ある看護師を見て学ぶしかありません。看護師長自ら率先して新人教育を行うなら新人看護師は自分の仕事にやりがいを見つけることができるでしょう。

3. 看護師長の役割を担うためには何が必要なの?

病院内で長く看護師を勤めていれば、自動的に看護師長になれるというわけではありません。
看護師長には勤務期間に加えて組織を管理する能力が求められます。
看護師長になるためにはその技術を身につける必要があるのです。
では具体的にどのような技術が必要なのでしょうか?
3つご紹介しましょう。

3-1. 冷静な判断力

「病院内で緊急事態が発生し看護師たちがパニックになりそうな時に、周りの状況や患者さんの状況を冷静に判断して的確な指示を出せる判断力」
看護師長にはこのような特質が求められています。
組織を束ねる看護師長が適切な判断を下せないなら、看護師組織は機能しなくなってしまうことでしょう。
冷静な判断力は看護師長として部下の信頼を得るために欠かせないものです。

3-2. 豊富な経験値

看護師長は部下である看護師たちから様々な質問をされることでしょう。
そんな質問に対応することができる知識がなければ看護師長になることはできません。
部下が困っている時に助けてあげられないならそれは看護師長としての役割を果たせていないことになるでしょう。
ですから看護師長には、現場での豊富な経験値が必要になります。
常に一人の看護師として医療に関する知識を増やしていくことも大切です。

3-3. コミュニケーション能力

先程も少しご紹介致しましたが、看護師長は部下の看護師と良いコミュニケーションを保つ必要があります。
ですから、看護師長になりたいと思うなら人との話し方や接し方を学ぶことが大切です。
常に自分の意見を押し通そうとしたり、相手の意見を聞こうとしない人が看護師長になることはできません。
看護師長を目指すのであれば、人とのコミュニケーション能力をしっかり養いましょう。

4. 看護師長の責任は重いけどしメリットも!

ここまでで「看護師長とはどのような仕事なのか」「看護師長にはどんなスキルが求められるのか」という点をご紹介しました。
ここまで読むと「看護師長の仕事はとても大変…」というイメージを持ってしまうかもしれませんね。
しかし看護師長になるメリットもあるのです。
では2つのメリットを紹介しましょう。

4-1. 自分のキャリアアップに繋がる

看護師長になると病院内で大きなキャリアを積むことができます。
そのキャリアは将来転職したときや、別の病院で働くときにとても役立つことでしょう。
看護師長の仕事を経験すると看護師としてトップクラスのレベルにまで成長することができるのです。

4-2. 年収が高い

看護師長になるもうひとつのメリットはその給料です。
看護師長には様々な責任やスキルが求められますが、その分給料はかなり高めです。
平均月収は45万、ボーナス・各種手当を含めると年収650万から700万円と言われています。
これは普通の仕事をしている女性の2倍以上に当たる額です。
看護師長にはこのようなメリットもありますよ。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事では看護師長の仕事内容や看護師長の役割、看護師長になるメリットについてご紹介しました。
看護師長は病院内でひとつの組織をまとめあげる必要があるため、その仕事は決して楽なものではありません。
しかしながら、看護師長を経験することはあなたが看護師として更なるレベルアップをするために役立つことでしょう。
あなたも、コツコツ努力して看護師長を目指してみてはいかがですか?