難しい? 簡単? 看護師のインターンシップって何するの?

看護学生の方はこの時期、インターンシップの応募を考えている方も多いと思います。しかし、言葉では知っていても、インターンシップでは実際にどのようなことを行うのか分からない方も多いでしょう。

そこで、今回はインターンシップを成功させるためにも知っておきたい、インターンシップの基礎知識をご紹介します。

  1. 看護師のインターンシップとはどんなもの?
  2. 看護師のインターンシップに必要な準備
  3. 看護師のインターンシップを成功させる3つのポイント
  4. 看護師のインターンシップに関するQ&A

この記事を読むことで看護師のインターンシップがどのような内容なのか、どのようなことに注意する必要があるのかなどを学ぶことができます。

1.看護師のインターンシップとはどんなもの?

まずは看護師のインターンシップがどのようなものなのかをご紹介します。

1-1.インターンシップって何のために行うの?

インターンシップを一言で言うならば、大学生向けの「職業体験」です。一定期間病院で実習を受け、就職前に実務的なスキルを身につけるために行います。インターンシップを行う時期は病院によってさまざまですが、一般的には6~9月が最も多いようです。

1-2.インターンシップの重要性

インターンシップでは実務について体験することができます。これによって、実際に看護師になったときに仕事を覚えやすくなったり、想像とのギャップを少なくしたりすることが可能です。特に、医療分野ではミスや判断の遅れが人の生死にかかわることもあるため、看護師のインターンシップはとても重要であると考えられています。また、実際に体験をしておくことで、看護師が自分に合っているかどうかの指標にもなるでしょう。さらに、就職前に職場の雰囲気や忙しさ、人間関係などについて把握できるので、自分に合った職場を見つけやすくなることも利点の一つです。

1-3.インターンシップの内容は?

インターンシップでは教育係の看護師に専属で付いてもらい、一般的には以下のような簡単な作業を体験します。

  • 一緒に患者の状態を確認
  • 申し送りや申し受け
  • 点滴の準備
  • 患者に出す薬の確認
  • 退院患者の見送り
  • 入院患者の昼食・夕食配膳、および食事の補助
  • シーツの交換
  • おむつの準備や交換の補助

ただし、これらはあくまで一例でしかなく、病院によって体験内容は異なります。また、受け入れ可能な科の種類もさまざまです。

2.看護師のインターンシップに必要な準備

次はインターンシップを応募するに当たって押さえておきたい基礎知識をご紹介します。

2-1.服装はスーツ

基本的には服装の指定はなく、実際に仕事を行う際にはユニフォームに着替えるため、中には私服で行く人もいます。しかし、私服の場合は病院側に良い印象を持ってもらいづらいので、特に服装の指定がなくてもリクルートスーツを着て向かいましょう。

2-2.選考の流れを把握しておく

看護師のインターンシップでは参加人数に制限がある場合がほとんどです。そのため、参加者が一定の時期に集中した場合、選考が行われます。選考方法は書類審査や面接などさまざまです。選考が行われそうなインターンシップに参加する際は、その病院の選考の流れを把握しておき、必要なものを事前に準備しておきましょう。

2-3.インターンシップのマナーを守ろう

一番大切なのは、病院の決まりに従うことです。病院ごとにルールが設けられており、ときには理不尽に感じられることもあります。しかし、ルールに従わないことで病院側や患者側に不利益があっては駄目ですから、必ず指示に従いましょう。また、当然ながら、病院ですから身だしなみに気を付けることも大切です。

3.看護師のインターンシップを成功させる3つのポイント

この項ではインターンシップをより有意義なものにするために押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

3-1.気になることは積極的に質問する

最初は緊張すると思いますが、せっかく現場で現役の看護師と話せる機会です。看護師と積極的にコミュニケーションを図り、気になることを質問しましょう。また、ほかの参加者とコミュニケーションを取ることも有意義です。ほかの人がどういう考えを持ってインターンに参加しているのかを知ることで新たな発見があるかも知れませんよ。

3-2.最新機器や最新医療を導入している病院に応募する

外部から知ることのできる医療現場の現状はあまり多くありません。ですから、実際に現代医療の最先端に触れることはとても大切です。最新機器や最新医療を導入している病院では、そうでない病院に比べて看護の仕事内容も進んでいることが多いので、最新の看護を学ぶことにつながります。

3-3.複数の病院でインターンシップを行う

インターンシップはできる限り複数の病院で経験することが大切です。さまざまな現場を経験するで、病院ごとの違いや平均的な仕事内容、自分に合った病院の選定などに役立ちます。また、病院にもよりますが、インターンシップを受けている学生を優先的に採用することも多いので、複数の病院で体験することで選択肢を広げることにもつながるでしょう。

4.看護師のインターンシップに関するQ&A

最後に看護師のインターンシップに関してよく寄せられる質問とその回答をご紹介します。

Q.高校生でもインターンシップに参加可能ですか?
A.可能ですが、受け入れてくれる病院とそうでない病院があるので注意が必要となります。

Q.お礼状や送付状は書くべきですか?
A.お礼状や送付状を送ることは必ずしも必要ではありません。しかし、お礼状や送付状が送られてくれば必ず目を通します。非常に印象が良くなるので、行うことの意義はあるでしょう。メールでやりとりをしていたのであれば、メールで送っても問題ありません。

Q.先輩看護師にはどのような質問をすればいいのでしょうか?
A.インターンシップでは実際の看護師が行う仕事よりも簡単なものばかりです。実際にはさまざまな仕事があります。ですから、体験内容以外にどのような仕事があるのかを質問するのが良いでしょう。また、最近の看護師の仕事は激務で、夜勤などには1人で6~7人の患者を担当するとことも珍しくはありません。ですから、仕事がどのぐらい忙しいのかについても質問しておきましょう。

Q.履歴書やお礼状などの書き方を教えてください
A.履歴書やお礼状の書き方、送り方にはルールがあります。こちらを参考にして、書類送付のマナーを守りましょう。

Q.インターンシップに応募する時期はいつ頃が適当ですか?
A.一般的な看護学生は最終学年前の1月ごろ~最終学年の5月ごろまでにインターンシップに参加しています。

まとめ

今回は看護師のインターンシップに関する基礎知識をご紹介しました。看護師の仕事ではミスや間違いが患者の生死にかかわりますし、非常に激務で覚えなければいけない専門知識も多いため、インターンシップの重要性が高い職業です。当然、インターンシップを受けていたほうが就職にも有利になりますから、積極的に応募するようにしましょう。今回ご紹介した情報を、ぜひ参考にしてくださいね。