【必見】看護師の就職は有利なの? 就職先や探し方の秘訣について

「本当に就職できるのか」「看護師としてキャリアアップできるのか」など、看護師の就職で悩んでいる方は多いでしょう。少子高齢化がすすんでいる現在の日本は、看護師などの福祉・介護業界の人手不足が問題になっています。看護師の求人は増えていますが、自分にとって理想的な職場で働くためには情報を集めておかなければなりません。看護師の就職先や探し方を把握しておけば、就職もスムーズにすすめられるはずです。そこで、本記事では、看護師の就職の基礎知識や就職先・探し方の秘訣(ひけつ)について詳しく説明します。

  1. 看護師の就職の基礎知識
  2. 看護師の就職先はどんなところ?
  3. 看護師の就職先の探し方
  4. 看護師の就職にかんしてよくある質問

この記事を読むことで、看護師の就職をスムーズにすすめるために必要な情報を知ることができます。就職先を探している方や働きたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

1.看護師の就職の基礎知識

理想的な職場をスムーズに見つけるためには、看護師の就職状況を常に把握することが大切です。基本的に、就職活動は情報収集から始まります。それでは、看護師の就職が有利か、現状・将来性・優位性などについて詳しくチェックしましょう。

1-1.看護師の就職は有利?

最初に話したとおり、看護師は慢性的な人材不足です。少子高齢化の影響もあり、今後も看護師の需要は増え続けるものと考えられています。人材不足になっているため、ほかの職業よりも求人が多く出されているのです。人材を確保しようと、病院によってはいい条件がそろっているところもあります。看護師は資格を取得しなければならない仕事でもあり、仕事の幅も広がっている職業です。きちんと将来の目標を定めておけば、資格を生かしてスキルアップができます。以上のことから、看護師の就職は有利といっても過言ではありません。

1-2.現状

看護師の就職率は、ほぼ100%といわれています。人材不足になっていることもあり、出産で一度離職した看護師が再就職するケースも増えているのです。家庭と両立できるように、保育所などの環境を整える病院も増えています。しかし、未(いま)だに人材不足になっているのが現状なのです。働きやすい環境を整えていても、看護師が不足している状態は変わりません。

1-3.将来性

看護師の将来性は非常に安定しています。なぜなら、看護師の活躍の場が広がっているからです。看護師が働く場所をイメージしてみると、1番に思い浮かぶのが病院だと思います。病院・診療所だけでなく、介護施設・老人ホーム・企業・学校など、職場も広がっているのです。また、高齢化社会にともない、在宅医療も見直されています。今後は、訪問看護ステーションで働く看護師の需要も高まるでしょう。

1-4.看護師資格の優位性について

看護師は一生役立つ資格です。一度取得すれば、永遠と持ち続けることができ、出産・育児でブランクがあっても働くことができます。資格さえあれば、雇ってもらえる優位性を持っているのです。また、看護師はほかの職業よりも給料が高い傾向があります。普通のOLやパートよりも、スキルによっては高収入が期待できるのです。

1-5.新卒・既卒・復職、それぞれの違いや特徴

新卒・既卒・復職それぞれによって、違いや特徴があります。新卒の場合は、およそ6割が病院勤務です。病院で基本的なスキルを身につけながら、自分が働きたいと思える職場を見つけて転職するというケースが増えています。ある程度、看護師としての基礎が固まれば、スキルアップのために転職するというわけです。一時的に職場から離れた場合は、ブランクが最大の悩みとなります。近年は、復職を目指している看護師向けに研修・セミナーを実施しているところも増えているのです。以前よりも、復職しやすい状況になっているので安心してください。

2.看護師の就職先はどんなところ?

仕事の幅が増えつつある看護師の就職先は、一体どのような場所になるのでしょうか。就職先や働き方・病院の科による違い、給与、福利厚生などについて詳しく説明します。

2-1.どんな就職先があるか

看護師の就職先は非常に幅広い傾向があります。主に、挙げられる就職先は以下のとおりです。

  • 病院・診療所
  • クリニック
  • 介護福祉施設・高齢者施設
  • 訪問看護ステーション
  • 保育園・乳児院・学校
  • 企業内医務室
  • 血液センター
  • 保健所
  • 検診施設

近年は、高齢化の影響もあり、老人介護施設や訪問看護ステーションなどの現場における看護師の需要が高まっています。

2-2.働き方の違いについて

看護師の働き方は、フルタイム・日勤または夜勤にわかれます。正規雇用では入院設備のある病院やクリニックは、夜勤が入るのでフルタイムとして働かなければなりません。入院設備のない職場は、日勤だけとなります。中には、日勤よりも給与が高い夜勤に集中して働く方もいるのです。パートなど、雇用形態によっても働き方が異なります。自分の状況やライフスタイルに合った働き方を選択しなければなりません。

2-3.病院の科による違い

小児科・循環器科・整形外科・呼吸器科・精神科・内分泌科など、病院によって診療科目が異なります。病院の科によって看護師の仕事内容も変わるのです。一体どのような違いがあるのか、それぞれの科の特徴を以下にピックアップしてみました。

  • 小児科:さまざまな小児疾患の理解と看護が必要
  • 循環器科:心電図の操作・管理・観察がある
  • 整形外科:運動障害を持っている患者の看護・装具のケア・ギブスや包帯交換がある
  • 精神科:認知行動療法の補助や電気けいれん治療の介助などがある
  • 内分泌科:糖尿病患者の指導・血糖コントロール、気管支鏡検査の介助、呼吸補助機器の管理がある
  • 消化器科:人工肛門(こうもん)や胃ろうのケア・指導などがある
  • 脳神経外科:体に麻痺(まひ)のある患者の看護や脳糖ドレーンの観察・管理などがある
  • 腎泌尿器科:人工膀胱(ぼうこう)のケア・患者指導・血液透析療法の介助や管理がある

2-4.給与について

就職で最も気になるのが「給与」でしょう。看護師の給与は、一般的なサラリーマン・OLよりも高い傾向があります。平成27年度人事院統計書調べによると、看護師の平均年収は519万円でした。正看護師で561万円、准看護士で478万円です。一般サラリーマン・OLの平均年収が、およそ400万円~なのでおよそ100万円近くの差があります。

2-5.福利厚生について

できるだけ、良い条件の就職先を見つけるときは、福利厚生に注目する方が多いはずです。給与が低くても福利厚生が整っているところがいい……と思う看護師も増えています。たとえば、家具・家電つきの寮完備、院内保育室、充実した手当など福利厚生に注目していかなければなりません。

2-6.そのほか

ブランクを抱えている看護師の方は、復職サポートが整っている職場を見つけることが大切です。きちんと指導を行ってくれるか、復職を目指す看護師にやさしい現場であれば、働きやすく感じるでしょう。人それぞれ状況が異なるため、まずは自分の状況を把握して、どのような職場で働きたいのか明確にすることが大切ですね。

2-7.注意点

就職先によっては、看護師としての勤続年数や看護師以外の資格が必要になる場合もあります。たとえば、企業で働く看護師の産業看護師は‟衛生管理者”の資格を持っているほうが有利です。持っていなければ保健師として働くことはできないわけではありませんが、採用に有利なのは間違いありません。自分が目指したい看護師になるために、必要な資格を取得するのもスキルアップの1つです。

3.看護師の就職先の探し方

実際に、どうすれば看護師の就職先が見つかるのでしょうか。スムーズに見つけるためにも、看護師の就職先を選ぶポイントや探し方・転職サイトの利用法などについて詳しく説明します。

3-1.就職先を選ぶポイントとは?

就職先を探す前に、選ぶポイントをきちんと押さえておきましょう。

3-1-1.自分が優先すべきものを見つける

まずは、自分が優先すべきものを明確にしておきましょう。たとえば、「自宅から近い場所」「保育室の有無」「福利厚生」「勤務時間」など、どの項目を最も重要視するのか、優先順位を決めることが大切です。また、働きたい職場や目標を明確にすることもポイントの1つとなります。手術室で働きたい、子どもと触れ合える場所がいいなど、看護師としての目標を考えてみてください。

3-1-2.情報収集を行う

就職希望先やすすみたい方向が決まれば、次は、情報収集を行います。情報収集は就職先を選ぶ大切なポイントです。具体的な目標が定まっていない方は、さまざまな勤務先・労働条件・病院の特徴などを比較してみてください。比較することで、自分が求めている職場環境を見つけることもできます。

3-2.どこで探すか?

就職先を見つけたいときは、多くの方が地元のハローワークを利用するでしょう。ハローワークの窓口で希望条件や勤務条件を伝えておけば、条件に当てはまる職場を紹介してくれます。ほかにも、求人情報誌や転職サイトなど、さまざまな場所で可能です。1つの場所で探すのではなく、範囲を広げるといいでしょう。

3-3.転職サイトのいいところ

さまざまな探し方がある中、特におすすめしたいのが転職サイトです。転職サイトは、選(え)りすぐりの好条件な案件を多数掲載しています。経験豊富な転職のプロが、希望条件に当てはまる求人探しから履歴書の書き方・交渉までトータルにサポートしてくれるのです。すべてのサポートは無料となっているため、安心して依頼できます。看護師の就職・転職活動のサポートを行っている「看護師キャリアアップ」は、大手看護師転職・求人サービスの特徴をわかりやすく解説しているのでぜひチェックしてみてください。

3-4.転職サイトの上手な活用法

働きながら就職先を見つけるのは大変ですよね。そんなときは、転職サイトを利用してください。転職サイトは、本人の代わりに希望条件に当てはまる職場を探します。問い合わせた求人がすでに募集終了していても、似ている案件がほかにないか探すことも可能です。自分で探すことができない場合は、転職サイトを利用してみてください。

4.看護師の就職にかんしてよくある質問

看護師の就職にかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。

4-1.看護師の資格以外に、就職に有利な資格とは?

スキルアップを目指したい方は、専門看護師・認定看護師の取得を考えてみてください。専門看護師・認定看護師は日本看護協会が認定している資格で、取得するためには実務経験5年以上、大学での所定単位取得が必要です。ほかにも、介護予防指導士・介護支援専門員・糖尿病療養指導士などが役立ちます。働きたい現場で活用できる資格が好ましいです。

4-2.復職のポイントが知りたい

復職看護師のサポートに力を入れている病院・クリニックなどを選びましょう。実際に、復職経験のある看護師が働いている現場であれば、的確なアドバイスが得られます。また、子どもがいる場合は、保育所や子どもの身に何かあったときに早退できるかどうかも確認しておかなければなりません。復職しやすく、育児に理解のある職場を選びましょう。

4-3.転職前にチェックしておきたい項目とは?

勤務条件・給与・福利厚生のほかにも、職員やほかの看護師の対応が良いかどうかを確認してください。コミュニケーションがとれる職場は、看護師同士の雰囲気や仲が良いものです。実際に、就職してから人間関係でやめたというケースもよく見られます。楽しく長く働き続けるためにも、定職率もチェックしておくといいでしょう。

4-4.転職サイトの就職までの流れが知りたい

まず、選んだ転職サイトに登録します。名前・住所・電話番号・メールアドレスなど個人情報を入力した後、求人サイトの担当者から電話で連絡が入る仕組みです。その際に、希望条件や履歴など詳しく伝えましょう。希望条件に当てはまる案件が紹介され、書類選考・面接→勤務決定という流れになります。

4-5.転職サイトの選び方とは?

複数の転職サイトがある中、一体どこに登録すべきか悩みますよね。そんなときは、以下のポイントに注目して選んでください。

  • 厚生労働大臣からの許可を取得しているか
  • プライバシーマークが明記されているか
  • 登録方法が簡単で、サービス内容がわかりやすいか
  • 担当者の対応は丁寧か
  • 転職にかんしてアドバイスをしてくれるか
  • 非公開求人情報が多数あるか
  • 転職後のサポートはあるか

まとめ

いかがでしたか? 少子高齢化がすすんでいる今、看護師の需要が高まりつつあります。病院・クリニックはもちろんのこと、介護福祉施設や訪問看護ステーションなどの介護・福祉関連施設の需要が高まってきているのです。看護師の仕事の幅が広くなり、求人も増えています。そのため、希望条件に合った就職先を見つけるためにも、ポイントをきちんと押さえておかなければなりません。どんな看護師を目指したいのか、案件のどの項目を重要視するのかなど、明確にしておきましょう。きちんと選び方のポイントや転職サイトの利用法を把握しておけば、スムーズに就職先を見つけることができます。