患者さんと向き合うことが大切。よりよい看護計画の立て方とは?

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看護計画は看護の基本であり、これが立てられないようでは1人前の看護師とはいえないという意見もあります。
しかし、この立案が苦手という方も多いでしょう。
そこで今回は看護計画の立て方のコツや注意点などをご紹介します。
看護計画の立案が苦手という看護師や看護学生の方はぜひ読んでみてくださいね。

看護計画とは?

看護計画とは、看護診断に基づいて具体的な目標と計画を立案することです。
代表的な看護計画の書式は

  • 観察項目
  • ケア項目
  • 指導項目

の3つから構成されています。
ケア項目というのは具体的な看護のやり方ですから、すぐに立案できるけれど、観察項目や指導項目が苦手という方は多いようです。
観察項目は患者さんの現在の精神状態や身体の状態、さらにケアをしているときの反応などを確認しておく立てやすいでしょう。
また、ケアを続けることによって、患者さんがどう変化していったか(食事の介助が減った。排泄へ一人で行けるようになった等)を
観察することによって、ケアの項目も変化していくのです。
指導項目、というのは患者さんが退院後、日常生活をつつがなく送れるようにセルフコントロールや家族指導を行っていくことなのですが
患者さんにとって必要な指導とは何かを考えておくと立案しやすいでしょう。

教科書ではなく、患者さんの状態を見ることが大切

よりよい看護計画を立案するためには、患者さんの状態をよく知っておくのが大切です。
特に学生の場合は教科書に書いてあるお手本を参考にして計画を立案しがちですが、
病気は同じでも症状や状態は患者さんひとりひとりによって違うはずです。
ですから「この病気ならばこのようなケアに指導をする」と決めつけないほうが良いでしょう。
教科書を参考にするのならば、患者さん患っている病気やケガのケア方法の中から患者さんに合ったものを選ぶ、というふうにするとよいですね。
また、抽象的な言葉ばかりつかって計画を立案すると医師や上司から「具体性がない」と注意を受けるので気をつけましょう。

わからないことは素直に聞く

誰もが最初から完璧に看護計画を立案できるわけではありません。
特に経験の少ない新米看護師や看護学生は計画の不備を医師や上司、指導教官からとがめられることもあると思います。
しかし、失敗を積み重ねることでよりよい計画が立案できるようになるのです。怒られても落ち込みすぎずに計画の不備を見直しましょう。
分からないことは先輩に尋ねたり、同僚と知恵を出し合ったりしてもかまいません。
ひとりで悩んでいるよりずっと建設的ですよ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は看護計画の立案の仕方やコツ、注意点などをご紹介しました。
立案がうまくいかなくても慣れないうちは叱られるのも勤めのうち、と考えても落ち込みすぎないことも大切です。
また、教科書ではなく患者さんを見ることが良い立案を建てるコツなのですよ。