看護師として復職するなら! 就職先選びのポイントや不安の解消法も

「看護師として復職したい」とお考えではありませんか? 看護師資格を持っていても、妊娠や出産・子育てなどで現場を離れていた場合、復職するのに勇気が必要ですよね。ブランクがあっても安心して看護師として働くことができる就職先には、どのようなところがあるのでしょうか。

この記事では、看護師として復職する際の就職先選びや、必要な準備などを詳しくご紹介します。

  1. 看護師として復職する際の就職先を選ぶポイント
  2. 復職するために必要な準備は?
  3. ブランクの不安を解消しよう
  4. 知っておきたい復職支援制度
  5. 看護師の復職に関するよくある質問

この記事を読むことで、看護師が復職時に抱える不安やおすすめの就職先などが分かるはずです。

1.看護師として復職する際の就職先を選ぶポイント

まずは、看護師が復職するにあたってどのように就職先を選ぶべきかをまとめました。

1-1.自分の状況に合った働き方ができるか

復職する際の状況は人それぞれでしょう。出産・育児で休んでいた場合は、子供がまだ小さいか、すでに手が離れているかによってできる働き方も変わってきます。「残業のない職場で無理なく働きたい」という人もいれば、「スキルアップしてバリバリ働きたい」という人もいるでしょう。それぞれ自分の状況に合った働き方ができる就職先を選ぶことが大切です。

1-2.ブランクを理解してくれる就職先か

ブランクがあることを理解し、復職することを歓迎してくれる就職先を選びましょう。ブランクを経て再就職している看護師が複数いる職場であれば、不安に対する理解も得られやすいはずです。特に、子育て中の看護師は園からの呼び出しや学校行事などで仕事を抜けることも多いため、お互いにフォローし合える環境で働くのが一番でしょう。

1-3.教育制度が充実しているか

復職後の看護師をサポートするための教育制度が充実しているかどうかも重要なポイントです。医療技術は進化し続けているため、以前働いていたころとは変わってしまった点も多いでしょう。研修や指導を受けることができる職場だと、そういった不安も解消できるはずです。

2.看護師として復職するために必要な準備は?

看護師として復職する前にしておくべき準備についてご紹介しましょう。

2-1.看護知識を勉強しておく

何年もブランクがあれば、基礎的な看護知識を忘れてしまった部分も多いと思います。新たに覚え直す必要があることも多いため、しっかり準備しておきましょう。本やアプリなどを活用すれば、自宅でも十分勉強できるはずです。

2-2.家族と話し合いをする

看護師として復職すれば、当然、生活は大きく変わります。家事や育児など、今までできていたことをこなすのが難しくなる部分もあるでしょう。家族に理解を求め、家事の分担を依頼するなど、しっかり話し合いをしておいてください。

2-3.働き方を考える

「以前は病院で働いていたが、次は病院以外の場所で働いてみたい」という人もいるでしょう。介護施設や老人ホーム・幼稚園や保育園の医務室など、残業や夜勤がない職場で無理なく働くという選択肢もあります。また、正社員としてではなく、非常勤や派遣として働く方法もあるでしょう。どんな働き方をしたいのか、じっくり考えておいてください。

3.ブランクの不安を解消しよう

ブランクの不安を解消する方法についてご紹介しましょう。

3-1.ナースセンターに相談する

ナースセンターの無料相談を利用してみるとよいでしょう。ナースセンターとは、厚生労働大臣認可の無料職業紹介所のことです。都道府県ごとに1つずつあり、復職の相談や就職先の紹介などを行っています。メールでの相談も受け付けているため、気軽に利用してみるとよいでしょう。

3-2.自分のブランクについて理解する

自分のブランクをしっかり自覚しておくことも大切です。ブランクの年数はどのくらいか、ブランク前の経歴はどのくらいあるのかを自覚することで、不安を解消するためにどうしたらよいのかが見えてくるでしょう。ブランクの年数が短いほうが再就職に有利なのかというと、必ずしもそうとは限りません。ブランク前の経歴しだいでは、再就職先の選択肢が広がる場合もあるのです。

3-3.心にゆとりを持つ

子育て中の看護師が復職するにあたって不安になるのが、「家庭や育児との両立ができるのか?」という点だと思います。「早く仕事を覚えなければ」と一生懸命になっているときに、今までどおり家事や育児をするのは簡単なことではありません。一人で抱え込みすぎて精神的にまいってしまう人も多いのです。仕事に慣れるまでは、家のことは手を抜いてもよいでしょう。「疲れた日は無理に食事を作らず、お惣菜(そうざい)で済ませる」「掃除は休日にまとめてやる」など、心にゆとりを持てるようなルールを作ることも必要です。

4.知っておきたい復職支援制度

看護師の復職支援制度について知っておきましょう。

4-1.さまざまな復職支援サービスがある

看護師を対象とした復職支援サービスには、都道府県ナースセンターが主催しているものや、自治体や病院が主催しているものなどが用意されています。採血などの看護技術や医療機器の扱い方などを学ぶこともできるため、ブランクが長い人ほど利用するのがおすすめです。

4-2.対象者を確認しておこう

利用する支援サービスによって対象者が異なるため注意してください。たとえば、ナースセンター主催の復職支援サービスは、復職を検討している看護師であれば誰でも対象になります。しかし、自治体主催のものだと「3年以上ブランクがある人」などというように、対象者を限定しているところもあるのです。利用したいと思う支援サービスの対象に自分が含まれるか、事前に確認しておきましょう。

4-3.インターネットや電話で申し込みを

復職支援サービスを利用する際は、インターネットから申し込みができる場合がほとんどです。いつ、どのような研修や講習が開催されるのかチェックし、そのまま申し込むとよいでしょう。病院主催の研修や実習は、直接病院に電話での申し込みが必要な場合もあるため、事前に調べておいてください。

5.看護師の復職に関するよくある質問

「看護師として復職したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.看護師として復職する際に感じやすい不安にはどのようなものがありますか?
A.「自分の知識や技術が今でも通用するのか」という業務内容に関する不安はもちろんのこと、「家庭や育児との両立ができるのか」という不安を持つ人も多いでしょう。

Q.求人票に「ブランク可」の記載がないところは受け入れてもらえませんか?
A.「ブランク可」の記載がなくても受け入れを行っているところもあります。気になる就職先があれば応募してみるとよいでしょう。

Q.看護師の復職率はどのくらいですか?
A.資格を有しながら看護師として働いていない「潜在看護師」のうち、約20%が復職していることが分かっています。

Q.ナースセンターに離職の届出をするにはどうしたらよいのでしょうか?
A.最寄りのナースセンター窓口に直接届出票を提出するか、スマホやパソコンで『とどけるん』というサイトに登録する方法があります。

Q.看護師が復職を考えるきっかけとして多いのはどのようなことですか?
A.やはり、「子育てが一段落したから」という理由が多いでしょう。妊娠や出産を機に辞めた看護師が、子供の入園や入学をきっかけに復職する例がほとんどです。

まとめ

看護師として復職する際の準備や不安を解消する方法などを詳しくご紹介しました。看護師としての働き方にはさまざまなものがあります。自分に合った就職先を見つけるために、ぜひこの記事を参考にしてください。