看護師の役職ってどんなもの? 転職でスキルアップを実現しよう!

「看護師の役職に就いてスキルアップに励みたい」など、お考えではないでしょうか。確かに、看護師の役職に就けば、キャリアアップや昇給を期待することができます。しかし、どんな役職があり、どんな方法で目指すといいのかなど、よく分からないものです。そこで、今回は、看護師の役職について詳しく解説します。

  1. 看護師の役職について
  2. 看護師の役職の役割
  3. 役職のある看護師になるには?
  4. 看護師の役職に関するよくある質問

この記事を読むことで、看護師の役職やスキルアップのポイントが詳しく分かります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.看護師の役職について

最初に、看護師の役職について詳しく解説します。

1-1.看護師の役職にはどんな種類がある?

看護師の役職には、以下のようなものがあります。

  • 看護部長
  • 副看護部長
  • 看護師長
  • 看護主任

1-2.各役職の年齢や決まりごとについて

看護師の各役職の年齢や決まりごとは、以下をご覧ください。

  • 看護部長:50歳前後~・20年以上の実務経験(副看護部長の経験があると望ましい)
  • 副看護部長:45歳前後~・20年以上の実務経験
  • 看護師長:40歳前後~・15年以上の実務経験
  • 看護主任:30歳前後~・10年以上の実務経験

1-3.各役職の年収は?

看護師の各役職の年収や役職手当ては、以下を目安にしてください。ただし、実際には業務量・病院の大きさなどによって上下します。

  • 看護部長:年収700万〜1,000万円程度・役職手当ては毎月5万~6万円程度
  • 副看護部長:年収600万~900万円程度・役職手当ては毎月3万~4万円程度
  • 看護師長:年収500万〜800万円程度・役職手当ては月1万~2万円程度
  • 看護主任:年収450万〜650万円程度・役職手当ては毎月5,000~1万円程度

2.看護師の役職の役割

看護師の役職の役割について、それぞれ解説します。

2-1.看護部長

看護部長は、看護師たちのトップとして全体をマネージメントする立場です。一般企業では、部長に当たる役職であり、看護師の人事や採用・配置などにも関わります。看護業務に加え、新人教育や看護師同士のトラブル解決に至るまで、多彩な業務が要求される立場です。

2-2.副看護部長

副看護部長は、看護部長の下でサポートをする役割を持ちます。一般企業では、副部長に当たる立場です。看護部長が不在のときは、代理として業務を進めることになります。なお、基本的な業務内容は看護部長とほぼ変わりません。

2-3.看護師長

看護師長は、病棟ごとの責任者です。一般企業では課長に当たる立場で、看護師長同士が報告会などで情報共有し、看護部長に伝える役割があります。担当病棟において、看護の提供や改善などを進めていくのが主な仕事です。

2-4.看護主任

看護主任は、看護師の役職の中でも、最も現場に近い立場です。正看護師・准看護師・看護助手など、ひとりずつの立場や能力を見ながら指導することになります。また、看護師長のサポート業務も役目のひとつです。

3.役職のある看護師になるには?

役職のある看護師になるために必要なことを詳しく解説します。

3-1.まずは何をするといい?

看護師の役職に就くためには、スキルアップが必要不可欠です。部下をまとめ正しく指導するためにも、知識と経験がものを言います。まずは、自分の仕事や役割に向き合い、確実にこなしましょう。院内・院外問わず、勉強会などに積極的に参加し、新しい看護知識の習得やスキルアップに励んでください。

3-2.看護師の役職に必要な適性は?

看護師の役職には、人望の厚さと高いコミュニケーション能力が必要です。部下から慕われることが、全体のマネージメントを円滑にします。また、優れた行動力や新しい知識を積極的に吸収しようとする姿勢も必要でしょう。業務の改善提案を積極的に行って看護の質を高めるとともに、看護師が働きやすい環境を整えることも大切な役目だからです。反対に、おとなしかったり消極的だったりするのでは、看護師の役職は負担が大きすぎるでしょう。

3-3.外部にも視野を広げることが大切

看護師の役職を目指すなら、外部にも視野を広げることが大切です。たとえば、転職で看護師の役職に就くことも考えてみましょう。現在の職場で役職に就ける見込みがなくても、転職先で高い評価を受ければ道が開けます。まずは、看護師転職に強い転職サイトに登録し、情報収集から始めるといいでしょう。なお、当看護師キャリアアップでも、役職希望の転職情報が多くあります。ぜひ、参考にしてください。

4.看護師の役職に関するよくある質問

最後に、看護師の役職に関するよくある質問に回答します。それぞれ参考にし、役立ててください。

Q.看護師の役職に就けば定年を延長できる?
A.看護師の役職に就くことと定年延長は、必ずしも関係があるとは限りません。役職経験のある看護師は、定年後でもパートなどで引き続き働き続けるケースもあります。現在の職場以外で能力を発揮する道もあるので、よく考えてみましょう。

Q.看護師として長く働きたい場合、必ず役職に就くべきですか?
A.必ずしも役職を目指す必要はありません。しかし、看護業務のスキルアップや給与などの待遇を考えると役職に就いたほうが有利なのは確かです。必要な人材として評価される点でも、働き続けるモチベーションとなるでしょう。

Q.看護師の役職に就くデメリットは?
A.責任感が増すことが、人によっては大きなストレスになります。人間関係をうまく回す自信がない人は、役職を避けることもひとつの方法です。また、マネージメント業務が増えるため、残業が増えがちになるのもデメリットと言えるでしょう。

Q.看護師の役職は子育て中でも務まる?
A.役職に就いていても、家事や子育てと両立している看護師は多くいます。ポイントは、周囲の理解と協力です。大病院などは、急に休んでもシフトを回しやすいので子育てと両立しやすいでしょう。

Q.男性看護師が役職を目指すメリットとデメリットは?
A.職場に女性が多いことから男性が役職に就くことで客観的に指導しやすいメリットがある反面、なかなか打ち解けてくれなかったり反発が出たりすることもあるでしょう。

まとめ

今回は、看護師の役職について詳しく解説しました。看護師を長く続けてスキルアップすれば、役職を目指すことができます。しかし、ただ看護の仕事をしていればいいということではありません。常に新しい知識や技術を吸収しようとしたり現場を改善しようとしたりする努力が必要です。また、現在の職場で役職を目指すほかに、転職により自分の能力を発揮できる職場に移ることも考えてみましょう。まずは、看護師の転職専門サイトなどに登録し、情報収集を欠かさないようにしてください。