働き方が選べる派遣看護師の魅力やメリットを紹介! 求人の探し方は?

派遣の看護師として働きたいと思っている人は多いでしょう。ここ数年は通常の企業でも、正社員で泣く派遣社員として働く人が増えてきています。看護師も同じように、派遣として働くことができるのをご存じでしたか? 看護師と言えば厳しい労働条件を思い浮かべる人も多いと思います。しかし、近年は看護師も働き方を選べるようになってきているのです。この記事では、派遣の看護師として働くメリットや仕事内容・探し方などをまとめてご紹介しています。

  1. 看護師の派遣について
  2. 看護師の派遣、仕事内容とは?
  3. 看護師の派遣を探す方法
  4. 看護師の派遣に関するよくある質問

この記事を読むことで「派遣」という看護師としての新たな働き方について知ることができるはずです。求人を探している人も、ぜひ参考にしてください。

1.看護師の派遣について

まずは、看護師の派遣について詳しく解説します。

1-1.派遣の看護師とは?

医療機関で働いているのは正社員の看護師だけではありません。派遣会社の従業員として病院やクリニック・介護施設などに派遣されている看護師もいるのです。この場合、勤務先である医療機関ではなく、雇用契約を結んでいる派遣会社のルールに従って労働条件が決定されます。派遣看護師は、派遣される期間によって4種類に分けられるのが特徴です。

  • 単発派遣:1つの派遣先で1日~1週間働く
  • 短期派遣:1つの派遣先で2~3か月働く
  • 長期派遣:数か月ごとの更新を繰り返しながら、最大3年間働く
  • 紹介予定派遣:最大6か月の派遣期間を終了した後、直接雇用されることを前提として働く

1-2.メリットとデメリット

働き先である医療機関によっては、残業や突然の夜勤もあると思います。しかし、派遣看護師の場合は派遣会社と雇用契約を結んでいるため、勤務時間などは事前に決められているのです。そのため、残業や夜勤を頼まれることはほとんどありません。また、頼まれても簡単に断ることが可能です。仕事上の不満があれば派遣会社に相談できる、という点も大きなメリットでしょう。ただし、その職場を気に入って「もっと働きたい」と思っても、決められた期間しか働けないというデメリットもあります。また、正社員として働く看護師のように、勤務年数によって給料が上がっていくことも期待できないでしょう。

1-3.一般の看護師やパート・アルバイトとの違い

一般の看護師やパート・アルバイトとの大きな違いは、その雇用関係にあります。勤め先の医療機関の職員として働くわけではないため、福利厚生や給料などの条件は派遣会社が決めることになるのです。そのため、同じ職場で働いていても働き方は異なります。パートやアルバイトの看護師に比べて専門性が高い仕事が求められる分、時給が高く休みも取りやすいのが特徴です。

1-4.向いているのは?

一般的な看護師は労働条件が比較的過酷な場合が多いのですが、そのような条件で働くのが難しい人にとって、派遣看護師はおすすめです。特に向いているのは、以下のような人でしょう。

  • 家庭の事情で夜勤や残業が難しい人
  • 夫が転勤族なので長期間働くことができない人
  • 将来やりたいことのために貯蓄をしたい人
  • 子育て中なので短時間だけ働きたい人
  • 必要なお金を稼いだらお休みしたい人
  • 自分のペースでゆっくりと働きたい人

2.看護師の派遣、仕事内容とは?

では、派遣看護師の仕事内容を詳しくご紹介しましょう。

2-1.働き方について

派遣看護師の働き方はさまざまです。「子どもが幼稚園に入っている間だけ働きたい」「夫がいる夜の時間帯しか働けない」という人のために、半日だけや夜勤だけという条件で働いている人もたくさんいます。また、事情があって短期間しか働くことができない人にとってもおすすめの働き方です。派遣会社に働き方の希望をしっかり伝え、条件に合う勤務先を探してもらいましょう。

2-2.勤務先について

派遣看護師の勤務先は病院だけではありません。入院施設を持たないクリニックや特別養護老人施設・介護施設などに勤務することも可能です。そのほかにも、イベント会場の臨時医務室や団体旅行に同伴するツアー看護師など、短期の仕事も人気があります。

2-3.給料について

派遣看護師の給料は、派遣先となる医療機関ではなく派遣会社から支給されます。支払日や査定内容などは派遣会社のルールに基づいて決められることになるのです。派遣看護師の給料相場は時給1,800円前後と言われています。勤務する時間によっては正職員の看護師よりも収入が多くなることもあるでしょう。しかし、正職員は賞与もあるため、年収にすると大きな差がつくことになります。

2-4.社会保険などについて

社会保険などの福利厚生についてはどうなるのでしょうか。半年や1年などある程度長期で働ける場合は、勤務先で社会保険などに加入してもらうことも可能です。しかし、単発や短期の働き方だと、一切の福利厚生がないのが一般的でしょう。国民健康保険や国民年金を自分で払い、確定申告をする必要があります。

2-5.注意点

派遣看護師として働く上で注意したいのが「仕事ができなくなると収入が止まる」という点です。病気やケガで休業する場合も、保険などでカバーすることはできないケースが多いでしょう。また、産休や育休を取りたいと思っても、手当を受け取ることはできません。完全に収入が止まってしまうということを覚えておきましょう。

3.看護師の派遣を探す方法

「派遣看護師として働きたい」と思ったら、まず何をすればよいのでしょうか。仕事を探す流れや方法をご紹介します。

3-1.派遣会社の探し方

まずは、派遣登録をするために派遣会社を探しましょう。看護師の派遣会社は全国にたくさんありますが、以下のポイントを参考にして選んでください。

  • 働きたい地域に対応しているか
  • 希望する条件にある派遣求人が多いか
  • サポート体制が充実しているか

登録する派遣会社を1つに絞る必要はありません。派遣会社によって紹介できる求人先は全く異なるため、複数に登録しておいた方が希望の勤務先が見つかりやすくなるでしょう。

3-2.派遣登録の流れ

派遣登録は一般的に、電話かインターネットでエントリーをして面接を受けるという流れになっています。簡単なスキルチェックが行われる場合もあるでしょう。面接には履歴書や職務経歴書・看護師免許のコピーが必要になるため、事前に用意しておいてください。どんな仕事を希望しているのか、希望する条件にはどのようなものがあるかを、ここでしっかりと面接官に伝えておきましょう。

3-3.求人情報について

派遣会社に登録しておけば、条件に合った仕事依頼があると連絡をもらえます。しかし、ただ連絡を待つのではなく、求人情報を自分で検索して仕事を探しておきましょう。おすすめの求人サイトには「ナースフル」や「ナースパワー」「マイナビ看護師」などがあります。ぜひチェックしてみてください。

3-4.探す前にしておくこと

派遣看護師の仕事を探す前に、ある程度決めておくべきことがあります。まずは、どのような環境で働きたいと思っているかです。入院施設があるような病院で働きたいのか、病院以外の環境で働きたいのかをはっきりさせておきましょう。また、どの程度働けるのかも重要なポイントです。1日に何時間、週に何日、どの時間帯で働くことができるのか、しっかりとまとめておいてください。何のために働きたいのか、その目的を明確にしておくことも大切です。目的がはっきりしていれば仕事探しもスムーズにいくでしょう。

3-5.注意点

派遣看護師の仕事を探すなら、看護師専門の派遣会社を選ぶべきです。医療機関と密接な関係にあるため、大きな交渉力を発揮してくれるでしょう。時給なども一般的な派遣会社より高めに設定されています。また、できるだけ大手の派遣会社に登録するのがおすすめです。大手は扱っている求人数も多いため、希望の仕事を探しやすくなります。

4.看護師の派遣に関するよくある質問

「派遣看護師として働きたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

4-1.「看護師の派遣は違法」と聞きましたが、本当ですか?

A.以前は法律で禁止されていた期間がありましたが、派遣法改正により一部解禁されました。現在、看護師の派遣は合法とされています。

4-2.派遣看護師として働く場合、職場の人間関係を気にする必要はありますか?

A.あくまでも派遣会社の従業員として、丁重に扱われる職場が多くなっています。そのため、職場の人たちと距離を置いた働き方ができ、人間関係に巻き込まれにくいのが特徴です。

4-3.派遣看護師として働く場合も、入職時研修は受けますか?

A.ある程度スキルを持った人材として迎え入れられるため、入職時研修がない職場も多くなっています。

4-4.短期派遣のメリットにはどのようなものがありますか?

A.短い期間内で効率的に稼ぐことができるという点がメリットでしょう。時間の融通も利くため、自分の時間を優先して働くことができます。

4-5.派遣の契約満了により職場を変えることは、経歴で不利になりますか?

A.転職・退職という扱いではないため、経歴で不利になることはありません。

まとめ

いかがでしたか? 派遣看護師として働くメリットや方法・注意点などをまとめてご紹介しました。看護師としての資格や経験があっても、事情があって働けずにいる人は多いでしょう。そんな人は、派遣看護師という働き方を検討してみてください。自分に合った働き方が選択できるため、大変おすすめです。ぜひこの記事を参考にして、看護師の資格を有効活用する方法を見つけてください。