看護師の悩みにはどのようなものがある? こんな解決方法も!

看護師は大変やりがいのある仕事ですが、その分悩みも多いものです。毎年たくさんの看護師が悩みをうまく解決できずに体調を崩したり、職場を去ったりしています。

では、看護師の悩みはどこに相談すればうまく解決できるのでしょうか? 今回は看護師が抱えやすい悩みの種類や相談の方法、解決した事例などをご紹介します。ベテランの看護師と新人看護師では、悩みの内容も微妙に異なるのです。悩みを抱えている看護師の方はぜひ読んでみてくださいね。

  1. 看護師の悩みの種類は?
  2. 看護師の悩みはどうやって解決すればいい?
  3. 看護師の悩みを相談できる場所は?
  4. 転職という解決方法もある

1.看護師の悩みの種類は?

この項では看護師の悩みの種類や、新人看護師とベテラン看護師の悩みの違いなどをご紹介していきます。これを読めば悩んでいるのは自分だけではない、と分かるでしょう。

1-2.看護師が抱えやすい悩みは?

看護師の悩みにはいろいろな種類がありますが、特に抱えやすい悩みは以下のようなものです。

  • 同僚や先輩などとの人間関係の悩み
  • 上司や経営者への不満からの悩み
  • 給与に関する悩み
  • 勤務時間についての悩み
  • 仕事に対する悩み

現在は男性看護師も増えてきましたが、やはりまだまだ看護師は「女の職場」であることが多く、一度人間関係がこじれてしまうと、トラブルに発展しやすいです。また、女性看護師ばかりの職場に男性が数人配属されても、人間関係が難しくなりやすいでしょう。

1-3.新人看護師が抱えやすい悩みは?

新人看護師は、希望を持って就職した人が多いです。しかし、現実の仕事が理想とかけ離れていると「本当にこの仕事を続けられるのか」と悩みやすくなります。

また、新人看護師は怒られるのも仕事のうち、ともいいますが、あまり叱責されすぎると自信を無くし、看護師に向いていないのではないか、と悩むことも多いです。

1-4.ベテラン看護師が抱えやすい悩みは?

ベテラン看護師は職場のまとめ役になったり、責任者の立場を任されることも多いでしょう。しかし、その分病院の経営者との折衝も増え、部下との板挟みに悩むことも増えます。

また、看護師は勤務時間が不規則なので、年を取るにつれて体がついていけなくなり悩む人も多くなるでしょう。さらに、部下への指導方法がうまくいかず、人知れず悩みを抱え込むベテラン看護師も少なくはありません。立場上職場で気軽に悩みを相談することもできず、ひとりで悩みを抱え込み体調に影響が出る場合もあります。

2.看護師の悩みはどうやって解決すればいい?

では、看護師の悩みはどのように解決をしていけばよいのでしょうか。この項では、悩みを解決した事例をいくつかご紹介していきます。

2-1.上司に相談をする

同僚との関係に悩んでいる場合、一番有効なのは上司への相談です。看護はチームワークが何よりも大切ですから、人間関係がぎくしゃくしていると仕事へも支障がでます。有能な上司ほど、部下の人間関係には気を配っているでしょう。上司に相談してもダメだった、という場合は上司のさらに上の役職の人に相談をしてみるという方法もあります。

2-2.問題点を客観的に整理して上層部に訴える

上司との関係がいまひとつうまくいかない、という場合はまずは問題点を整理してみましょう。ノートに上司とのやり取りをかきだすだけで、本当はどちらが悪かったか見えてくるものです。

また、メモを取る暇がなかったら、ICレコーダーに記録するという方法もあります。上司から理不尽な態度を取られている、という場合はその様子を録音して上司のさらに上の立場の人に相談をしてみましょう。今は職場のパワハラも問題になっていますから、明らかに上司が行き過ぎた叱責をしている、という場合は指導が入るはずです。

2-3.同じような境遇の人と話し合う

新人なら新人同士、ベテランならベテラン同士で話をすると同じ悩みを抱えている人が案外多いと気付くでしょう。誰かと悩みを共有するだけで、楽になることも多いものです。今はSNSなどで悩みを相談しあうこともできますので、気になった方は探してみるのも良いでしょう。

3.看護師の悩みを相談できる場所は?

ひとりで悩みを抱え込んでいると、どんどん悪い方向へ考えが向かいがちです。そこでこの項では、看護師の悩みを相談できる場所をご紹介します。まずは話を聞いてもらうだけでも心が軽くなるでしょう。

3-1.職場の相談窓口

大きな病院では、職員の福利厚生の一環として相談窓口を設けているところもあります。同じ職場、ということで比較的利用しやすいのも魅力でしょう。でも、「相談窓口を利用すると、悩みを抱えていることがばれてしまう」と思ってしまう人もいます。このような場合はまずは電話で相談をしてみましょう。同僚や上司に知られないように相談できるように取り計らってくれる場合もあります。

3-2.看護協会の電話窓口や相談窓口

日本看護協会や、各都道府県の看護協会には、それぞれ相談窓口が設けられています。相談方法はそれぞれのホームページに記載されていますので、まずは検索してみましょう。電話で相談しにくい内容でしたら、メールを利用してもよいでしょう。

3-3.お悩み相談掲示板

看護師同士が悩みを相談しあい、解決方法を出しあう掲示板を利用するのも良いでしょう。匿名で相談できますし、複数の人から回答を得られますから、思わぬ解決方法が見つかるかもしれません。掲示板は誰もが閲覧できるオープン方式のところと、事前登録が必要なクローズド掲示板がありますので、悩みの種類によって使い分けても良いでしょう。ただし、あまり個人や病院名を特定できるような相談の仕方をしてしまうと、同じ職場の人に見られる可能性もあります。相談をする際は、何度も文章を確認して掲示板にアップしましょう。

4.転職という解決方法もある

  • 上司に相談をしても「自分で解決しなさい」と冷たくあしらわれた
  • 上層部に相談をしても明確な回答を得られない
  • 連絡事項が自分にだけ通達されない、など仕事に支障が出るような意地悪をされ続けている

という場合は、転職をするのも立派な解決方法です。幸い、看護師は売り手市場が続いています。「再就職先に困る」ということはありません。上司に訴えても問題が解決しない職場や、上司自身が問題になっている職場、さらに毎年大量に離職者が出る職場というのは、自浄作用を失っているのです。

そのような職場に頑張って勤めていたところで、得られるものは少ないでしょう。それならば心機一転他の場所で頑張ればよいのです。「今まで積んだキャリアを無駄にしたくない」という気持ちもわかりますがキャリアと心身の健康を天秤にかけた場合、どちらが大切かは一目瞭然です。現在はさまざまな看護師転職サイトもあり、経験豊富なスタッフが再就職までの相談に乗ってくれます。

転職するかどうかで悩んでいるという方は一度転職サイトに登録をしてみてはいかがでしょうか? どのような転職先があるのかが分かれば、新しい一歩を踏み出す勇気も持てるでしょう。

おわりに

今回は看護師の悩みの種類や相談できる場所、解決の事例などをご紹介しました。
まとめると

  • 看護師は悩みを抱えている人が多い
  • 悩みを解決するには上司に相談することも大切
  • 掲示板や電話で悩みを相談してみよう
  • 転職という解決方法もある

ということです。

『全く悩みもトラブルもなく働ける職場』というのはありませんが、我慢し続けるのも限度があるでしょう。「解決をしようと頑張ってきたけれど、どうしても無理」という場合は転職を視野に入れてみましょう。あなたがもっと実力を発揮できる職場がきっとあるはずです。